失敗知らず!ぬいぐるみを洗濯機で洗うコツ
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ぬいぐるみは可愛らしい存在ですが、長い間使っているとほこりや汚れが溜まり、汚れが目立ってきます。しかし、ぬいぐるみを手洗いするのは手間がかかる上に、汚れが完全に落ちないこともあります。この記事では、自宅でぬいぐるみを洗濯機で洗う方法やぬいぐるみの素材や構造によっては洗濯機での洗濯が適さない場合の失敗知らずのぬいぐるみの洗濯方法やコツについて詳しく紹介します。ぬいぐるみを清潔に保ちながら、長く愛用するためのポイントを押さえましょう。
洗濯機でぬいぐるみを洗う前に
・洗濯表示を確認
洗濯可能: 桶に水のマーク。数字は水温を示します。
手洗い可能: 桶に手のマーク。デリケートコースで洗う場合はおしゃれ着用洗剤を使用しましょう。
洗濯不可: 桶に×印。
・洗濯できないぬいぐるみの特徴
水に弱い素材: 合成皮革、リアルファー、ウール、中綿がポリエステル以外。
色落ちチェック: 洗剤をつけた布で目立たない部分をこすり、色が移る場合は洗濯を控える。
機械や電池式: 機械部分を取り外せない場合は洗濯不可。
接着剤使用: 接着剤で付けられたパーツがある場合。
アンティークなどの古いもの: 生地が劣化する危険性。
・洗濯前にしておくべきこと
接着剤で付けられたパーツや服や装飾品は、外してから洗濯しましょう。
ぬいぐるみを洗う際は、これらのポイントを確認してから行いましょう。
手洗いでのぬいぐるみの洗い方
1. 洗剤とぬるま湯の準備
容器に38度ほどのぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かす。大きなぬいぐるみや複数のぬいぐるみを洗う場合はお風呂の浴槽を使用しましょう。
2. 押し洗い
ぬいぐるみを洗剤を溶かしたぬるま湯に入れ、約5分間優しく押し洗いします。強く擦らないよう注意。
3. すすぎ
汚れが落ちたら軽く絞り、
ぬるま湯で3回以上すすぎ、洗剤を完全に落とします。
4. 柔軟剤で仕上げ
再びぬるま湯に柔軟剤を溶かし、ぬいぐるみを20〜30分浸けておく。
5. 脱水
ぬいぐるみを取り出し、軽く水気を切る。
タオルと洗濯ネットで包み、洗濯機で10秒ほど脱水します。
■部分汚れの洗い方
1.もみ洗い
固形石鹸をつけてもみ洗い。もみ洗いで落ちない場合は歯ブラシで優しくこする。
2. 洗剤とぬるま湯の準備
ぬいぐるみがぴったり入るサイズのネットに入れ、ぬるま湯に洗剤を溶かす。皮脂汚れには粉洗剤、中性洗剤でもOK。
3.押し洗いとつけ置き
優しく押し洗い後、20分つけ置きします。
4.すすぎと脱水
ネットに入れたまま洗濯機で1分脱水、押し洗いでしっかりすすぎ、再度1分脱水します。
拭き洗いでのぬいぐるみの洗い方
水洗いが難しいデリケートな素材のぬいぐるみには、拭き洗いが最適です。
洗剤を含ませたタオルで拭くことで、生地を傷めずに汚れを効果的に除去できます。
1.ブラシでホコリを浮かせる
ぬいぐるみを軽く叩いて内側のホコリを浮かせます。その後、ブラシを使って表面のホコリや軽い汚れを落とすためにブラッシングを行います。
2.洗浄液にタオルを浸す
洗面器に中性洗剤と水を入れて洗浄液を作ります。洗剤の量は、衣類を手洗いする際の半分程度が目安です。タオルを洗浄液に浸し、水気が残らないようにしっかり絞ります。
3.ぬいぐるみを拭く
洗浄液を含ませたタオルでぬいぐるみの表面を拭き、汚れを取り除きます。キレイなタオルを水で洗って固く絞り、洗剤を拭き取り、これを2〜3回繰り返します。
洗濯機でのぬいぐるみの洗い方
1.洗剤の準備
ぬいぐるみ用の洗剤を準備します。
一般的な衣類用洗剤でも問題ありませんが、できればおしゃれ着用中性洗剤を使用するとより安心です。
2.洗濯機のセットアップ
洗濯機に洗濯ネットに入れたぬいぐるみを入れます。洗濯ネットがない場合は、柔らかい布で包んで固定することで代用できます。
3.洗濯
洗濯機の設定を「おしゃれ着コース」「手洗いコース」「ドライコース」など優しく洗えるモードに調整します。
水温はぬいぐるみの素材に合わせて選び、洗剤の量は適量を入れます。
4.脱水
脱水が始まる前に一度ぬいぐるみを取り出し、タオルで包んで洗濯ネットに再度入れます。
脱水時間は10秒〜30秒ほどの短時間に設定し、脱水します。
洗ったぬいぐるみの干し方
ぬいぐるみをふわふわに仕上げるためには、洗い方だけでなく干し方も大切です。ここからは、洗い終わったぬいぐるみの干し方のコツを解説していきます。
1.干す前にブラッシングを行う
ぬいぐるみを脱水した後、手で全体の形を整え、干す前にブラッシングをしましょう。ぬいぐるみの毛並みとは逆の方向へブラシをかけることで、毛が立ち上がってふわふわの仕上がりになります。やわらかいブラシなどを使い、やさしく全体をブラッシングしましょう。
2.洗濯ネットの上にぬいぐるみを置いて干す
ぬいぐるみはそのままの状態で干すのではなく、洗濯ネットに入れたままの状態で、ネットを洗濯バサミなどでハンモックのように止めて干すのがおすすめです。もしくは、物干しネットがあるとぬいぐるみを寝かせて干しましょう。これにより、型崩れやぬいぐるみの生地の傷みを防ぐことができます。
3.陰干しする
ぬいぐるみを天日干しで乾かすと、変色の原因になる可能性があります。そのため、必ず直射日光が当たらないところで陰干ししましょう。また、風の通りが悪いところで干すとぬいぐるみの触り心地が悪化するため、風通しが良い場所を選んで干すのがコツです。
4.乾燥の判断基準
ぬいぐるみを握って手のひらに水分がつくようならまだ乾いていません。朝干して夕方にチェックするなど、乾燥は気長に待ちましょう。
このようにぬいぐるみを洗濯機で洗う際には、素材や形状に十分注意して行うことが大切です。適切な方法で洗うことで、ぬいぐるみを清潔に保ちながら、長くぬいぐるみを愛用しましょう。
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