両面テープをはがすコツ|簡単に剥がす裏ワザとは?

#道具を使った時短お掃除

両面テープは様々なものを貼り付けるのに便利ですが、キレイに両面テープをはがすのは難しいです。しかし、簡単に剝がす方法を知れば、ベタベタな両面テープをキレイにはがすことができます。この記事では、おすすめの裏ワザやコツを紹介します。

両面テープをはがすコツ|簡単に剥がす裏ワザとは?

原因

両面テープを剥がした後に跡が残る原因はいくつかあります。
まず、両面テープの裏面には粘着剤が塗られており、この粘着剤は、接着する表面の微細な凹凸に密着し、弾性を持っています。そのため、両面テープを剥がしても粘着剤が残りやすく、きれいに剥がすのが難しくなります。さらに、粘着剤は時間とともに乾燥によって、粘着力が増します。そのため、時間が経つほど両面テープの跡を完全に剥がすのが難しくなるので、早めに対策しましょう。

1. シールはがしを使用する

シールはがし溶剤を準備します。商品は雑貨店やドラッグストアで手に入ります。

手順
1、テープやシールの上にシールはがしを塗ります。均一に塗るように心がけましょう。

2、塗った部分を数分間放置します。

3、テープやシールが柔らかくなったら、ゆっくりと丁寧に剥がしてください。急いで力を入れるとテープやシールが破れる恐れがあります。

剥がした後、汚れが落ちない時は、ガムテープや専用の剥がし液やヘラを使って取り除きます。

2. 中性洗剤を使用する

台所にある中性洗剤を使ってテープを剥がす方法です。紙や布など洗剤がしみやすいものには使用せず、洗剤が変質する素材もあるので、目立たない部分でパッチテストを行うことをお勧めします。

手順
1、テープの上に中性洗剤をかけて、よく馴染ませます
2、ゆっくりと端からめくるようにしてテープを剥がします。
必要に応じて、指や爪を使って少しこすりましょう。

3. 消しゴムを使う

消しゴムを使用すると、表面を傷つけることなく、粘着跡を簡単に取り除くことができます。また、粘着跡だけでなく古い硬化した両面テープを剝がし方としても有効です。

手順
1、消しゴムに力を入れすぎず、丁寧にテープが残っている部分を直接擦ります。

2、消しゴムの摩擦力によって粘着成分が取れ、表面がきれいになるのを確認します。
必要に応じて、消しゴムの使用箇所を変えたり、粘着跡が完全に取れるまで繰り返します。

強力な粘着テープを剥がすときには向いていないので無理して剥がさずに、専用のシールはがしを使用しましょう。

4. ドライヤーを使用する

両面テープが貼られた場所にドライヤーを使うと、テープの粘着が弱まり、剥がしやすくなります。剥がし方も丁寧に行い、ヘラや定規を使って残った粘着面をきれいに取り除くことがポイントです。

手順
1、低温でドライヤーを数分間、テープが貼られた箇所に向けて温風を当てます。

2、温めた後、テープの周囲からゆっくり剥がしていきます。温風がテープの粘着力を和らげ、剥がしやすくなります。

残った粘着部分があれば、ヘラやカッターを使用してキレイに剝がします。
また、ドライヤーを使用する際は素材の耐熱性を確認し、長時間の加熱は避けるようにしましょう。

5.身近にあるもので両面テープを剝がす

【オリーブオイル】
1、少量のオリーブオイルをコットンに付けます。
2、テープが貼られた箇所にコットンを当て、数分間放置します。
3、テープを剥がします。オリーブオイルがテープを滑らかにし、剥がしやすくなります。

【アルコール】
1、少量のアルコールをコットンに付けます。
2、テープが貼られた箇所にコットンを当て、数分間拭きます。
3、テープを剥がします。アルコールがテープの粘着を緩め、スムーズに剥がすことができます。

【食器用洗剤】
1、食器用洗剤を含ませたコットンで両面テープの上を覆います。
2、10分ほど待ってから、ヘラやプラスチックカードを使って少しずつ剥がします。
3、最後に水拭きして綺麗にしましょう。

【お酢】
1、お酢を含ませたコットンやティッシュを両面テープの上に10分間貼り付けます。
2、お酢が両面テープに浸透し、粘着性を弱めます。
3、水拭きして匂いを取り除きます。

【ハンドクリーム】
1、ハンドクリームをテープの上に塗布し、ラップで覆います。
2、10分待ってから、ヘラやカッターを使って剥がします。
3、残った粘着跡を水拭きして拭き取ります。

両面テープをきれいに剥がす方法を紹介しました。シールはがしや中性洗剤、消しゴム、ドライヤー、さらには身近にあるアイテムを利用する方法まで、選択肢は豊富です。しかし、素材や使用箇所によって適した方法が異なるため、注意点を守って、慎重に作業しましょう。

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