スニーカーを家庭で洗う!汚れを落とす手順とおすすめ洗剤とは? | ミニメイドブログ

スニーカーを家庭で洗う!汚れを落とす手順とおすすめ洗剤とは?

#道具を使った時短お掃除

スニーカーは、履きやすさやスタイリッシュなデザインなどから、幅広い世代に人気のあるシューズですが、屋外での使用や日常生活での活動により、どうしても汚れがつきやすくなります。スニーカーをキレイに保つためには、定期的な洗浄が必要です。この記事では、家庭でスニーカーを洗う手順やおすすめの洗剤、そしてお手入れの方法について詳しく解説します。

スニーカーを家庭で洗う!汚れを落とす手順とおすすめ洗剤とは?

汚れとニオイの原因

スニーカーの汚れの主な原因は「泥汚れ」と「黄ばみ」です。革靴は靴磨きなどで普段からお手入れしている方が多いイメージですが、スニーカーは放置されがちです。臭いを防ぐためにも、普段からきれいに洗って綺麗な状態を保つことが重要です。

・泥汚れ
スニーカーの汚れの中で特に多いのが「泥汚れ」です。公園や河川敷、運動時には土や砂、泥がスニーカーに付着し、茶色い汚れとなってしまうことがあります。このような汚れは、しっかり洗って落としましょう。

・黄ばみ
黄ばみの原因は「アルカリ性の物質」です。スニーカーを洗剤で洗った後に洗剤が十分にすすがれていない場合、紫外線と反応し、布地が黄色く変色してしまいます。洗った直後は白く見えても、時間が経つと黄ばみが発生することがあります。

・臭い
スニーカーの臭いの原因は、雑菌の繁殖です。特に、汗や雨などの水分を吸った状態で靴箱にしまうと雑菌が繁殖しやすくなります。

このように、スニーカーは汚れたらすぐにお手入れするのがおすすめです。放置すると臭いや劣化の原因になります。定期的に洗い、汚れや臭いを防ぐために、防水スプレーを使うことも効果的です。

スニーカーの基本の洗い方

①表面の汚れを落とす
まずは、スニーカーの表面についた泥や汚れを柔らかいブラシや布で軽くこすります。中敷きや靴紐も外して、頑固な汚れは歯ブラシを使って丁寧に落としましょう。

②スニーカーを水につける
バケツに水を入れ、スニーカーを15分程度つけ置きしましょう。

③ブラシで洗う
洗浄には、中性洗剤や靴専用の洗剤を使用します。家庭用の洗剤でも構いませんが、肌や素材に優しいものを選ぶようにしましょう。15分後、中性洗剤をブラシにつけて優しくスニーカーを洗う。強く擦り過ぎると生地が傷むので注意しましょう。汚れが落ちにくい部分はスプレータイプの洗濯用洗剤を使って部分的に洗っておくと効果的です。

④すすぎを行う
洗剤が残らないよう、スニーカーを流水ですすぎます。洗剤が残るとスニーカーが変色することがあるので、しっかりとすすぎましょう。

⑤乾燥させる
すすぎ終わったらタオルで水分を拭き取り、水気をしっかり切った後、風通しの良い場所で陰干しましょう。直射日光や暖房器具の近くで乾燥させると、素材が劣化する可能性があるため、避けましょう。スニーカーが地面に触れる面積を減らすために壁に立てかけたり、ハンガーで吊るしたりすると乾きやすいです。

*レザー・スエードなどのデリケートな素材のスニーカーはこの手順で洗わないようにしましょう。

素材別のスニーカーの洗い方

・レザー素材
中性洗剤を水で10倍ほどに薄め、スポンジにつけて泡で優しく洗います。洗剤を落とす際は、乾いたタオルで水や泡を拭き取り、固く絞ったタオルで水拭きしましょう。

・スエード素材
ブラッシングでホコリを払い、濡れたタオルで全体を湿らせます。シャンプーをスポンジで泡立てて洗い、シャンプーを落とす際は、水で濡らしたスポンジで泡を吸い取るように拭き取りましょう。

*高級スニーカーやレザースニーカーなどは気を付けて自己責任で洗うかどうか判断して慎重に行いましょう。

汚れが頑固な場合

・漂白剤入り洗濯用洗剤を使う
バケツにぬるま湯と漂白剤入り洗剤を混ぜ、スニーカーをつけ置きします。金属が付いたスニーカーは1時間以内、色柄ものは8時間以内、白系スニーカーなら一晩を目安に浸け置きしましょう。

・重曹と洗剤を混ぜて使う
お湯に重曹と洗剤を混ぜ、スニーカーを1時間ほどつけ置きします。落ちきらなかった汚れは、重曹を水で溶いた重曹ペーストをブラシにつけてこすり洗いする。重曹には消臭効果もあるので、オススメです。

おすすめの洗剤

①中性洗剤
スニーカーの素材に優しい中性洗剤がおすすめです。
肌にやさしく、汚れをしっかり落とすことができます。

②専用のスニーカー洗剤
専用のスニーカー洗剤は、泡立ちがよく、しつこい汚れを効果的に落とすことができます。靴の素材に合わせて選ぶと良いでしょう。

③重曹や酢
DIY洗剤として、重曹や酢を水に溶かして使用する方法もあります。
これらは天然の洗浄剤であり、環境にもやさしいです。

汚れを落とす時の注意点

①素材に注意する
スニーカーの素材によって洗い方や洗剤の種類が異なります。素材に合った方法で洗うことが大切です。

②洗濯機での洗濯は避ける
洗濯機での洗濯は、素材の劣化や変形の原因となりますので、手洗いをおすすめします。

③油汚れはいきなり水洗いしない
食べ物や飲み物などが付着してついた油汚れは、水で洗わないよう注意しましょう。油分が繊維に入り、シミになる恐れがあります。油汚れは専用のクリーナーやブラシで軽く擦り、汚れを浮かせてから水洗いするのがおすすめです。

④擦らずに優しく洗う
どの素材のスニーカーでも、強く擦るのは避けましょう。強く擦るとスニーカーが傷み、ツヤや風合いが損なわれる可能性があります。

⑤乾かす際に乾燥機は使用しない
水洗い後のスニーカーを乾かす際、乾燥機やドライヤーは避けましょう。型崩れの原因になります。早く乾かしたい場合は、スニーカーの中に乾いたタオルや新聞紙を入れて、風通しの良い日陰で乾かすと良いです。

きれいに長持ちさせる方法

スニーカーをきれいに長持ちさせるには、まず汚れが付く前に防止することが重要です。スニーカーは洗えば洗うほど布地が傷んでしまうため、汚れをつきにくくする工夫が必要です。汚れが染み込むと落としにくくなるため、事前に対策を講じることが肝心です。

・防水スプレー
新品のスニーカーを購入したら、汚れが付く前に「スニーカー専用の防水スプレー」を使用しましょう。防水スプレーをかけることで汚れが付きにくくなり、洗う回数が減るため、スニーカーの布地が傷むリスクを軽減できます。ただし、スニーカーの素材によってはシミになることがあるため、お店で確認すると安心です。効果を保つために月1回のペースでスプレーすることをお勧めします。

・靴紐の結び方と脱ぎ方
スニーカーの脱ぎ履きを簡単に済ませようと靴紐を緩く結ぶと、布地が伸びて型崩れの原因になります。靴紐をきちんと結んで履くことで、スニーカーのデザインと履き心地を保ち、体への負担を減らします。

・スニーカーの乾燥
1日履いたスニーカーはしっかり乾燥させましょう。風通しの良い場所で乾燥させることで、湿気と臭いを防ぎます。

・スニーカーのローテーションを作る
同じスニーカーを続けて履かず、ローテーションで履き替えましょう。靴を休ませることで、傷むのを防ぎます。

スニーカーをきれいに保つためには、定期的な洗浄と適切なメンテナンスが欠かせません。泥汚れや黄ばみ、臭いの原因を理解し、適切な洗浄方法を実践することで、スニーカーを長持ちさせることができます。日常的にお手入れを行い、スニーカーをいつも清潔で快適に保ちましょう。

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