整理収納アドバイザーの資格はどう活かせる？ 資格を活かして家事代行スタッフとして働く3名にインタビュー　

では、整理収納アドバイザーの資格は、具体的にどう活かせるのでしょうか？

今回は整理収納アドバイザーの資格を取得し、家事代行スタッフとして働く松尾さん、枩浦さん、佐藤さんの3名に伺いました。

メリット1：お客様の気持ちに寄り添い、信頼関係を築ける

家事代行の仕事では、単に片付けるだけでなく、お客様とコミュニケーションを取りながら作業することが重要です。

松尾さんは、整理収納アドバイザーを取得したことで、お客様の気持ちを尊重しながら片付けを進めるための知識が身についたと話してくれました。

「2級は整理収納の基礎知識を学ぶ側面が強いですが、1級まで進むと、お客様の気持ちに寄り添ったコミュニケーションの取り方を学べて、より実践的になります。

資格を取る前だったら相手の気持ちを考えずに何でも捨てるように言ってしまっていたかもしれません。

でも、資格を取得したことで、お客様が『どうしたいか』を尊重しながら、一番心地良い状態になるように一緒に片付けを進めるための知識を身につけられたと思います。

これが資格を取得した一番のメリットだと感じています」（松尾さん）

メリット2：資格の知識を活かすことで提案の幅が広がる

家事代行は掃除や洗濯が一般的ですが、整理収納の知識があればお客様に一歩踏み込んだ提案ができ、結果的にお客様との信頼関係の構築につながります。

佐藤さんと枩浦さんは資格を取得して知識をつけたことで、お客様からの相談にプラスアルファの提案ができるようになったと言います。

「知識を活かしたプラスアルファのアドバイスができるようになったことで、結果的にお客様の満足度が上がったと感じています。

以前、引っ越し作業を依頼されたお客様から収納が減ってうまく片付けられないと相談されたことがありました。

その際、資格取得で学んだ知識を活かして少ない収納でも部屋を整えるコツや生活動線を踏まえた整理のコツをアドバイスしたところ、『そんな発想はなかった！』ととても喜んでいただけて嬉しかったです。

資格を取得したからこそ、こういうアドバイスができるのかなと思います」（佐藤さん）

「整理整頓の知識をもっていることで、物を減らす片付けのアドバイスだけではなく、散らからない環境づくりについてもアドバイスできるようになりました。

実際に、お客様ご自身だけではなく、お客様のお子さんも整理整頓しやすい環境づくりをしたことでお客様に感謝していただけました。

資格を取得したことで家事代行以外の面でもアドバイスでき、結果的にお客様との信頼関係の構築にもつながっていると感じています」（枩浦さん）

「資格取得を迷っている方はまずはアクションを起こしてみることをおすすめします。

ミニメイドもサポートが手厚く、働きやすい環境が整っているので資格を活かして働きたい方はぜひ検討してほしいです」（佐藤さん）

「資格取得を迷っているなら挑戦してみることをおすすめします。

スキルを磨いた分だけお客様に喜んでもらえるので自分に自信を持てますし、お客様のお宅に伺うことで自分が知らない世界を知ることができて楽しいです」（枩浦さん）

「資格をもっているとお客様からの信頼度もやっぱり上がると感じています。

資格をとったことでお客様とのコミュニケーションの取り方も変わりましたし、知識を活かしたアドバイスができるようになりました。

結果的にお客様から感謝される機会も増えて、それがモチベーションになっています」（松尾さん）