秋の味覚を楽しむ作り置きレシピ15選|旬の食材で簡単&栄養満点おかず
ミニメイド直伝!プロの家事術
#お料理の時短&ポイント
平日の仕事、子どものお迎え、そして夕食の準備…。
毎日時間に追われていると、「秋の味覚を食卓で楽しむ」ことすら難しく感じていませんか?
「旬の美味しい食材をもっと食卓に取り入れたいけど、凝った料理を作る時間がない」「作り置きで秋の味覚を楽しみたいけど、どんなレシピがあるの?」そんな風に悩むあなたに、今回は忙しい毎日でも無理なく続けられる、簡単で栄養満点の作り置きレシピを厳選しました。週末に少しの時間を使って仕込んでおけば、平日の夕食やお弁当作りがぐんとラクになります。
旬の恵みをたっぷり使って、家族みんなが喜ぶ食卓を彩り豊かに演出しましょう。

◆秋の味覚で家族の健康をサポート!栄養と食育のメリット
「〇〇の秋」とよく言われるように、秋は美味しい食材が豊富な季節です。旬の食材には、その季節に私たちの体が欲する栄養がたっぷり詰まっています。料理を通じて秋の味覚を作り置きで楽しむことは、日々の健康を支えるだけでなく、子どもたちの成長にも良い影響を与えます。まずは、秋の食材が持つパワーを味方につけて、家族の健康を守るメリットを見ていきましょう。
秋の食材が持つ驚きの栄養価
涼しくなり、活動量が増える秋は、風邪などの体調不良にも注意したい時期。さつまいも、きのこ、かぼちゃ、栗などの秋の食材には、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。特に、食物繊維は腸内環境を整え、忙しい時期に陥りがちな便秘解消にも役立ちます。また、ビタミン類は免疫力アップを助け、季節の変わり目の体調管理をサポート。旬の食材を意識して取り入れることで、美味しく手軽に家族の健康を守ることができるのです。
旬の味覚が食育に繋がる理由
「これ、栗だよ」「さつまいもって土の中で育つんだよ」…旬の食材は、子どもたちに食への興味を持ってもらう絶好の機会です。食卓に並ぶ秋の味覚に触れることで、子どもたちは自然と季節の移り変わりを感じ、食べ物が育つ過程や自然の恵みに興味を持つようになります。料理を通じて、旬の食材について話す時間は、子どもの食に対する好奇心と感謝の気持ちを育む大切な食育の時間となるでしょう。
料理が「心」を育む大切な時間に
見た目も美しい旬の料理は、食卓を豊かにし、家族との会話を弾ませてくれます。忙しい日々だからこそ、作り置きで時短しながら、料理を通じてコミュニケーションを深める時間を大切にしてみませんか?「今日の夜ご飯、ママが作ってくれたかぼちゃサラダだ!」「このきのこ、美味しいね」そんな会話が、家族の絆をより一層深めてくれるはずです。
◆【きのこ類】旨みが凝縮!ご飯にもメインにもなる万能レシピ
ヘルシーで、どんな料理にも合わせやすいきのこは、作り置きに最適な食材です。食物繊維やビタミンが豊富で、きのこ特有の旨み成分であるグアニル酸もたっぷり。冷蔵庫にあると献立に困ったときにも大活躍する、旨みを引き出す作り置きレシピをご紹介します。
1、万能きのこソテー
□材料(4人分)
しめじ、舞茸、エリンギ、えのきなどお好みのきのこ:合計400g
にんにく:1かけ
オリーブオイル:大さじ1
醤油:大さじ1
塩こしょう:少々
□作り方
1、きのこは石づきを取り、食べやすい大きさに切るか、手でほぐす。にんにくは薄切りにする。
2、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて熱し、香りが立ったらきのこを加えて炒める。
3、きのこがしんなりしたら醤油、塩こしょうで味を調える。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて3日。
冷凍庫: 粗熱をとってから冷凍用保存袋に入れ、平らにならして冷凍すれば2週間。
2、きのこと鶏肉の炊き込みご飯
きのこの香りと鶏肉の旨みがご飯に染み込み、家族みんなが喜ぶこと間違いなし。炊飯器に入れるだけで完成するお手軽レシピです。
□材料(4人分)
米:2合
万能きのこソテー:100g
鶏もも肉:100g
醤油、酒:各大さじ2
みりん:大さじ1
顆粒だし:小さじ1
□作り方
1、鶏肉は1cm角に切る。
2、米を研ぎ、炊飯器の釜に入れる。調味料と顆粒だしを加えてから、水を2合の線まで注ぐ。
3、その上に鶏肉と万能きのこソテーを乗せ、軽く混ぜて炊飯する。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 炊きあがり後、すぐに密閉容器に入れて2日。
冷凍庫: 小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば2週間
3、きのことパプリカのマリネ
□材料(4人分)
しめじ、舞茸:合計200g
赤パプリカ、黄パプリカ:各1/2個
オリーブオイル:大さじ2
酢:大さじ2
砂糖:小さじ1
塩こしょう:少々
□作り方
1、きのこは小房に分け、パプリカは細切りにする。
2、フライパンにオリーブオイルを熱し、きのこ、パプリカを炒める。
3、火を止め、酢、砂糖、塩こしょうを加えて混ぜ合わせる。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて4〜5日。

◆【さつまいも】優しい甘みで子どもが夢中になる作り置きレシピ
ホクホクとした食感と優しい甘さが魅力のさつまいもは、子どもにも大人気です。作り置きしておけば、メインおかずからお弁当の一品、おやつまで、幅広く使える万能食材。週末にまとめて料理しておけば、平日の秋の味覚がぐんと身近になります。
4、ホクホク!さつまいもの甘煮
□材料(4人分)
さつまいも:1本(約250g)
水:150ml
砂糖:大さじ3
醤油、みりん:各大さじ1
□作り方
1、さつまいもは厚さ1cmの輪切りにし、水にさらす。
2、鍋にさつまいもと水、調味料を入れ、火にかける。
3、沸騰したら弱火にして落とし蓋をし、さつまいもが柔らかくなるまで10〜15分煮る。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて3日。
5、ご飯がすすむ!さつまいもと豚肉の甘酢炒め
さつまいもの甘みと豚肉の旨味が絶妙にマッチ。ボリューム満点で、忙しい平日のメインおかずにぴったりです。
□材料(4人分)
さつまいも:1本(約250g)
豚こま切れ肉:200g
片栗粉:大さじ1
ごま油:大さじ1
【甘酢あん】 醤油、砂糖、酢:各大さじ2
□作り方
1、さつまいもは1cmの輪切りにし、水にさらしてアクを抜く。豚肉は片栗粉をまぶしておく。
2、フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒める。色が変わったらさつまいもを加えてさらに炒める。
3、さつまいもに火が通ったら、混ぜ合わせた甘酢あんを加えて全体に絡める。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて3日。
6、お弁当にも!大学いも風
おやつとしてはもちろん、お弁当のデザートにも。揚げずにフライパンで簡単に作れる、ヘルシーなレシピです。
□材料(4人分)
さつまいも:1本(約250g)
サラダ油:大さじ2
砂糖:大さじ3
醤油:小さじ1
黒ごま:お好みで
□作り方
1、さつまいもは乱切りにし、水にさらしてアクを抜く。
2、フライパンにさつまいもとサラダ油を入れて熱し、蓋をして弱火でじっくりと加熱する。
3、さつまいもに火が通ったら、砂糖と醤油を加えて絡め、照りが出たら火を止めて黒ごまを振る。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて3日。

◆【かぼちゃ】栄養たっぷり!彩り豊かな作り置きレシピ
秋の味覚の中でも特に色鮮やかなかぼちゃは、食卓をパッと華やかにしてくれる存在です。ビタミンA、C、Eが豊富で、免疫力アップにも貢献します。簡単な調理法で美味しく、見た目も可愛い作り置きレシピをご紹介します。
7、濃厚でなめらか!かぼちゃのポタージュ
優しい甘さと滑らかな舌触りで、子どもが大好きなスープです。まとめて作って冷凍しておけば、忙しい朝も温めるだけ。
□材料(4人分)
かぼちゃ:1/4個(約300g)
玉ねぎ:1/2個
水:200ml
牛乳:200ml
コンソメ:小さじ1
塩こしょう:少々
□作り方
1、かぼちゃは種とワタを取り、玉ねぎは薄切りにする。
2、鍋にかぼちゃと玉ねぎ、水を入れて柔らかくなるまで煮る。
3、ミキサーにかけて滑らかにし、鍋に戻す。牛乳とコンソメを加えて温め、塩こしょうで味を調える。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて3日。
冷凍庫: 粗熱をとってから冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば2週間。
8、みんな大好き!かぼちゃと鶏肉のチーズ焼き
かぼちゃの甘みと鶏肉の旨味、とろけるチーズが食欲をそそります。オーブンに入れるだけで簡単に作れるので、他の家事をしながら調理できます。
□材料(4人分)
かぼちゃ:1/4個(約300g)
鶏もも肉:200g
とろけるチーズ:50g
【調味料】 醤油、砂糖:各大さじ1
□作り方
1、かぼちゃは一口大に、鶏肉は小さめに切る。
2、耐熱皿に鶏肉を並べ、調味料を絡める。その上にカットしたかぼちゃを乗せる。
3、200℃に予熱したオーブンで20分焼く。一度取り出してチーズを乗せ、さらに5分焼く。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて3日。
9、かぼちゃとクリームチーズのデリ風サラダ
デパ地下風のおしゃれなサラダも、作り置きなら簡単です。ナッツやドライフルーツを加えれば、さらに見た目も華やかになります。
□材料(4人分)
かぼちゃ:1/4個(約300g)
クリームチーズ:50g
玉ねぎ:1/4個
マヨネーズ:大さじ3
塩こしょう:少々
□作り方
1、かぼちゃは一口大に切り、柔らかくなるまで茹でて粗熱をとる。
2、ボウルにかぼちゃ、クリームチーズ、薄切りにした玉ねぎ、マヨネーズを加えて混ぜ合わせる。
3、塩こしょうで味を調える。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて2〜3日。

◆【魚介類】DHA・EPAを美味しく摂る!ヘルシー作り置きレシピ

良質なタンパク質やDHA、EPAが豊富な魚介類は、子どもの脳の発達にも欠かせない食材です。「料理に手間がかかる」と思われがちですが、作り置きに便利な簡単レシピで、秋の食卓に魚をプラスしてみましょう。
10、お弁当にも!鮭ときのこのホイル焼き
ホイルで包んで焼くだけなので、洗い物も少なく、忙しい日も安心。鮭の旨味がきのこに染み込み、ふっくらと美味しく仕上がります。
□材料(4人分)
生鮭:4切れ
お好みのきのこ:200g
バター:20g
醤油:大さじ2
ポン酢:大さじ1
□作り方
1、鮭は塩こしょうを振り、きのこは手でほぐす。
2、アルミホイルを広げ、鮭ときのこを乗せる。
3、バターと醤油、ポン酢をかけてしっかりと包み、オーブントースターで15分ほど焼く。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて2日。
11、ご飯のお供に!自家製鮭フレーク
ご飯にかけるだけで、栄養満点の食事が完成。おにぎりの具材やお弁当のおかずとしても大活躍します。
□材料(4人分)
生鮭:2切れ
酒:大さじ1
塩:小さじ1/2
□作り方
1、鮭の両面に塩を振る。
2、耐熱皿に鮭を乗せ、酒を振ってラップをし、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
3、粗熱を取り、皮と骨を取り除いて身をほぐす。
4、フライパンにほぐした鮭を入れ、水分が飛んでパラパラになるまで弱火で炒める。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫:密閉容器に入れて5日。
冷凍庫: 小分けにして冷凍すれば1ヶ月。
12、日持ちする!サンマの甘露煮
甘辛い味付けでご飯がすすみます。サンマが手に入りやすい時期にまとめて作っておけば、平日の夕食やお弁当がぐんとラクになります。
□材料(4人分)
サンマ:2尾
生姜:1かけ
【煮汁】 醤油、酒、みりん、砂糖:各50ml
□作り方
1、サンマは頭と内臓を取り除き、3等分に切る。
2、鍋にサンマと薄切りにした生姜、煮汁の材料を全て入れる。
3、火にかけて沸騰したら弱火にし、落とし蓋をして汁気が少なくなるまでじっくりと煮る。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 密閉容器に入れて1週間。
◆【その他】秋の食卓を豊かにする季節の作り置きレシピ
きのこ、さつまいも、かぼちゃ以外にも、秋の味覚には美味しい食材がたくさんあります。旬の恵みをたっぷり使って、料理を通じて食卓に季節の移り変わりを感じてみませんか。ここからは、食卓をさらに豊かにする簡単作り置きレシピをご紹介します。
13、炊飯器にお任せ!栗ご飯の素
栗の渋皮をむくのが面倒…そんな方でも大丈夫。市販のむき栗を使えば、炊飯器に入れるだけで本格的な栗ご飯が楽しめます。
□材料(4人分)
米:2合
むき栗:200g
醤油、酒:各大さじ1
みりん:大さじ1
塩:小さじ1/2
□作り方
1、米を研ぎ、炊飯器の釜に入れる。
2、調味料と塩を加えて混ぜ、水を2合の線まで注ぐ。
3、その上にむき栗を乗せて炊飯する。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫: 炊きあがり後、すぐに密閉容器に入れて2日。
14、ほくほく食感!里芋と鶏肉の煮っころがし
ねっとりとした里芋と、柔らかい鶏肉の組み合わせは相性抜群。ご飯にもお酒にも合う、優しい味わいの煮物です。
□材料(4人分)
里芋:250g
鶏もも肉:200g
だし汁:200ml
醤油、砂糖、みりん:各大さじ2
□作り方
1、里芋は皮をむき、鶏肉は一口大に切る。
2、鍋にだし汁と調味料を全て入れ、里芋と鶏肉を加えて火にかける。
3、沸騰したら弱火にし、里芋が柔らかくなるまで15分ほど煮る。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫:密閉容器に入れて3日。
15、作り置きに最適!秋ナスの揚げびたし
とろりとした食感とだしの旨みがたまらない一品。冷蔵庫で冷やして食べると、さらに美味しく、暑さが残る日にもぴったりです。
□材料(4人分)
ナス:3本
サラダ油:適量
【調味料】だし汁:100ml
醤油、みりん:各大さじ2
□作り方
1、ナスはヘタを取り、縦に4等分に切る。
2、フライパンに多めのサラダ油を熱し、ナスを炒めるように揚げ焼きにする。
3、ジップロックに調味料と揚げ焼きにしたナスを入れ、空気を抜いて冷蔵庫で30分以上寝かせる。
□保管方法と保管できる日数:
冷蔵庫:ジップロックに入れたまま4〜5日。

まとめ
今回は、忙しいワーママでも手軽に作れる、秋の味覚の作り置きレシピと家事のコツをご紹介しました。平日の夕食準備がラクになるだけでなく、栄養バランスの取れた美味しい食事を家族に提供できることは、何よりも嬉しいことですよね。
「旬の食材で季節を感じる」「家族みんなで美味しく食べる」というシンプルな喜びは、日々の生活に潤いを与えてくれます。家事代行サービスは、そんな大切な時間を生み出すためのお手伝いをしています。もし、どうしても時間が取れない時は、プロの力を借りることも考えてみてください。今年の秋は、食卓に笑顔あふれる「秋の食卓革命」を始めてみませんか?
関連記事
-
ミニメイド直伝!プロの家事術
#家事代行サービスのおすすめ
-
ミニメイド直伝!プロの家事術
#家事代行サービスのおすすめ
#道具を使った時短お掃除
-
ミニメイド直伝!プロの家事術
#お料理の時短&ポイント